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【COVID-19(coronavirus disease 2019)緊急対策チーム】設置のお知らせ

弊社、および弊社のグループ会社である株式会社カスタムジャパンでは【COVID-19(coronavirus disease 2019)緊急対策チーム】を設置し、バイクショップ様、自転車販売店様、 整備工場様へのマスク、消毒液、手袋、防護服、温度計の安定供給と適正価格での流通構築に向けて動いております。
マスメディアやSNSからの情報では、断片的な内容が多く全体像を取られることが出来ないと感じております。今回は、カスタムジャパンが中国、台湾の現地製造工場や市場から入手した一次情報についてご報告させていただきますのでご一読ください。

1)サージカルマスクについて

一部の報道で、中国政府やアメリカの買占めや原材料が不足しているという報道もございますが【COVID-19緊急対策チーム】にて入手した情報では、単純に欧米、中国、台湾、香港、日本と世界中で急激に需要が拡大しており、製造工場に今まで需要の無かった国からの注文も殺到しているとのことです。
しかし、製造工場の判断として医療機関への要請を優先しておりますので、結果として一般流通での品薄状態がつづいているという状況です。平常時であればFE95%以上のマスクでも数円の原価ですが、現在は数倍の値上がりとなっております。
高騰の理由といたしましては、原材料が高騰、新設工場設立による短期投資回収計画、工場から消費者への流通経路の混乱(※1)が高騰の大きな要素です。 これから徐々に供給体制や価格は平準化されていきますが、当面混乱は続くと予想しております。

※1.流通経路の混乱の原因として中国政府が欧州へ寄付したマスクの多くが粗悪品であったため、 返品やリコールが発生し中国政府が問題視し緊急公告を発令し4月上旬より中国から輸出する際に通関での検品を強化したことで、大幅な遅延、品質基準に満たないマスクの輸出差し止めを行った結果、日本への輸入も一時的に減少しています。

2)消毒液

自社で消毒液充填工場を保有するメーカーに確認したところ、アルコールなどの原材料は調達可能とのですが、 容器の不足や充填工場の製造ライン不足が原因で一般流通での品薄状態や高騰が続いていることでした。 また、アルコールジェルの消毒液は近日中に供給可能ですが、液体タイプの消毒液も医療機関に優先されるため8月頃の納期となるようです。
弊社での消毒液の取り扱いは4月末からとなりますが、他社のアルコールジェルタイプの輸入品は相当数が輸入されておりますので薬局やインターネットで購入は可能ですので検索いただければ調達可能だと思います。
ただし、表記内容にご注意いただき、化粧品として販売届を提出しているハンドジェルタイプと 医薬部外品のアルコールジェルを見極めてください。また、首からぶら下げるタイプなどで出回っている二酸化塩素発生剤(亜塩素酸ナトリウム)が、コロナウイルス対策にあわせたかたちで一般に出回っていますが二酸化塩素は我が国では消毒薬としては未認可であることから、その使用にあたってはより慎重さを求められますのでご留意ください。

3)ニトリルゴム手袋

中国のゴム手袋メーカーに問い合わせを行って結果、こちらも世界各国から注文が殺到しているため納期が10月以降になるため、対策チームでは現在日本国内からの調達を進めています。
感染予防としてPVC手袋(ポリ塩化ビニル)の需要が増えてきておりますので、弊社といたしましても 安定供給と適正価格での流通構築に向けて引き続き調査いたします。

4)予約販売

サージカルマスクにつきましては、カスタムジャパンのサイトにて予約販売を開始いたしました。
カスタムジャパンの会員様(バイクショップ様、自転車販売店様、整備工場様)に限定して卸販売いたします。 消毒液も近日中に予約販売を開始いたします。

5)マスク転売について

厚労省、経産省に確認したところ、カスタムジャパンの会員様(バイクショップ様、自転車販売店様、整備工場様)が、 一般消費者に一定の利益をとって販売することは通常の商取引ですので「販売可能」であると回答をいただいております。ただし、一般個人の方などが、業態を偽るまたは伏せて購入し、それを一般消費者に利益を取って販売した場合は規制違反となり一年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金、又はその双方が科されます場合がございます。
カスタムジャパンを仕入に活用していただいている会員様は、店頭での販売は可能あることを報告します。

以上

本件に関するお問合せ

株式会社カスタムジャパン
TEL.06-6634-1739


※株式会社カスタムジャパンは日本モーターパーツのグループ会社です。

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